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★内面の成長、どう判断? 「大人検定」の意見も
・政権交代が実現した8月の衆院選で、ちょっと気になるニュースがあった。
投開票だった8月30日。神奈川県平塚市の投票所を訪れた女性(21)に20代の男性職員が
「未成年」と誤って判断し、比例代表と最高裁裁判官の国民審査の投票用紙を渡さないミスが
起きたのだ。
女性は怒って投票所を出たが、市選管は「有権者の受け取り拒否による棄権」として処理。
後日、謝罪したが、男性職員は「小柄で、母親も一緒にいたので子供のように見えた」などと
いっていたという。
今回の「風」のテーマに18歳成人の是非を取り上げているが、平塚市で起きたミスは、
この問題とも少し関係する。
今回のミスは、職員の対応に落ち度があった。ただそれほどまでに人は見た目に左右される
ということでもある。最近の子供は体の発達は早く、一見、大人のようにみえるケースも多い。
平塚市のケースは大人を子供と間違えたという珍しいケースだったが、外見だけでの判断という
意味では同じだ。では外見と逆の概念は何か。
39歳の男性から寄せられたメールにはこんな意見があった。
《常に相手の立場になって物事を考えることができる人を大人と考えます。精神的な部分を見ると、
何歳で大人というのは区別しにくい。50歳を超えても自分の事しか考えられない人間もいる。
これは完全に子供である》
とはいえ、内面の成長をどこで判断し、大人と線引きするかはなかなか難しい。世界各国で
18歳や20歳をもって成人の線引きするのは、ある程度の教育と人生経験の年数を経ていれば、
おのずと内面も成長するということを前提にし、外見でなく、年齢という尺度を用いているのだろうと
推測はできる。ところが、このメールをくれた男性は、線引きの方法についてもっと大胆な提案を
してくれた。《精神的な実技試験や質疑応答、経済的に自立しているかなども含めた「大人検定」的な
ものはどうだろう》。さて、みなさんはどう思いますか。
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