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「住民の苦労と不安に耳を傾けたい」と意気込む前原誠司国土交通相。「何を今さら」と反発する地元住民。
23日に八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)を視察した前原国交相を待ちかまえていたのは、
住民らの強硬な反発だった。結局、この日は、地元首長らとは会えたものの、住民の生の声は聞けずじまい。
国民の圧倒的な支持を受けて発足した民主党政権だが、政権公約(マニフェスト)の現場では厳しい現実にさらされた。
視察中の取材は一部を除いて、一切規制される異例の厳戒態勢の中で行われた今回の訪問。
建設予定地や代替地視察は10分間程度、工事担当者の話を聞いただけだった。
水没する川原湯温泉の訪問はせず、予定していた意見交換会も住民側から拒絶。
戸別訪問など地元住民との接触は一切試みられなかった。
「10分の視察で半世紀以上の苦悩が分かるはずがない」。
すでに水没予定地から代替地に転居した会社員の篠原健さん(33)は不満を漏らした。
代替地には、完成を見届けずに亡くなった住民が眠る墓地もある。
「彼岸に中止を言いにくるなんて不謹慎」と不満を漏らす人もいた。
23日は大型連休最終日で、川原湯温泉はかき入れ時。旅館「柏屋」の専務、
豊田幹雄さん(43)は「とても話し合いに応じる余裕なんてない」と憤った。
9月23日21時19分配信 産経新聞
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