09/09/22 23:55:19 GkPlHQQi0
鳩山首相の演説要旨
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鳩山由紀夫首相の国連気候変動サミットでの演説要旨は次の通り。
【削減目標】
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の議論を踏まえ、先進国は率先して温室効果ガスの排出削減に努める必要がある。
わが国は長期削減目標の設定に積極的に関与する考えだ。2020年までの中期目標についても、1990年比25%削減を目指す。
これは衆院選マニフェストに掲げた政権公約だ。国内排出量取引制度や地球温暖化対策税を検討するなど、あらゆる政策を総動員して実現する。
しかし、わが国だけが高い削減目標を掲げても気候変動を止めることはできない。
すべての主要排出国が参加する実効性ある国際的枠組みを構築することが、わが国の約束の「前提」となる。
【途上国支援】
発展途上国も「共通だが差異のある責任」の下で、削減に努める必要がある。
とりわけ温室効果ガスを多く排出している主要途上国は、その必要が大きい。
日本を含む先進国は資金面で貢献すべきだ。途上国の排出削減に関する検証可能なルールづくりが求められる。
技術移転に絡んだ知的所有権の保護と両立する枠組みづくりを提唱する。以上を「鳩山イニシアチブ」として国際社会に問いたい。
【結び】
わが国の国民、企業の能力の高さを信頼している。産業革命以来続いた社会構造を転換し、持続可能な社会をつくることこそが、
次の世代に対する責務だ。12月の気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で成果が上がるよう共に協力してほしい。