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鳩山政権の発足以降、従来の政府方針の転換が次々に表明される中、死刑制度の
行方にも注目が集まっている。
新内閣では、死刑廃止論者の千葉景子法相が就任。確定死刑囚が100人を超える今、
死刑囚の処遇や刑の執行をあずかる法務省では、トップの判断を、息を詰めて見守っている。
◆執行停止なら、数か月の差が生死分ける◆
千葉法相は弁護士出身。「死刑廃止を推進する議員連盟」(廃止議連)に所属し、国会質問
などで、死刑に否定的な立場であると発言している。就任時点で法相が廃止論者であることが
明らかなケースは異例だ。
千葉法相は16日に就任した直後の記者会見で、「死刑の問題は人の命ということになるので、
法相という職責をふまえながら、慎重に考えていきたい」と述べた。18日の記者会見でも、
「(執行が)制度的には義務づけられていると承知はしている」と語ったが、執行命令書にサイン
するかどうかについては明言を避け、「執行停止も含めて考えるのか」との質問にも、「そういう
考え方もあるだろうと思う」という言い方をしている。
制度を運用する法務官僚の思いは複雑で、ある幹部は「求刑する検察官も判決を出す裁判官も
慎重に検討して、死刑は確定している。制度があるのに大臣の一存でサインしてもらえないのは
困る」と当惑する。
※続きます。
読売新聞 2009年9月21日15時11分
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▽歴代法相の死刑執行人数
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