【政治】亀井金融相「モラトリアムで金融機関が苦しくなった時には公的資金を注入すればよい」★2at NEWSPLUS
【政治】亀井金融相「モラトリアムで金融機関が苦しくなった時には公的資金を注入すればよい」★2 - 暇つぶし2ch518:名無しさん@十周年
09/09/21 18:46:26 L1WUVOJY0
返済猶予は効果が薄いだけじゃなく弊害が大きい。
中でも最大の弊害は、金融機関のキャッシュフローを減少させること。
これは金融機関の利益云々の話ではなくて、日々動く資金量が減少するということ。

大まかに言うと、日本の金融機関はメガバンクがマネーポジションで、地方銀行などが
ローンポジション、つまりメガバンクが地銀等に日々の資金を借りているということ。
いわゆるオーバーナイトといって、翌日の朝10時に返す金で、ここの金利が今の政策金利になっている。

中小企業の債務返済が猶予されると、まず一番影響を受けるのが地方の金融機関。
本来確実に入ってくる資金が入らなくなるので、資金繰りがタイトになる。
つまりメガバンクに一晩だけ貸すコールローンの金が目減りする。
すると、メガバンクが調達する資金の絶対量が減るため、短期金利が上昇する。

もちろん日々の運転資金が必要なのはメガバンクだけでなく、地方の中小金融機関も同じ。
資金の出し手が多いという地方銀行も、公金などの動向で資金調達が必要な時もある。
そんな時、スムーズに資金調達が出来なければ経営が不安定になる。

また、資金の減少は運転資金だけでなく運用資金の減少にもつながる。
この不況下、貸出先に困った銀行が余剰資金を運用していた先が国債。
しかし、資金が減少すると国債需要も減少し、国債価格の下落=長期金利上昇が起こる。

こうして資金の減少により短期・長期の金利が上昇するという不況下において
考えたくないシナリオが現実化するという可能性もある。


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