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★子供の強制婚は「人権侵害」 ユニセフ声明発表 (09/21 08:35)
【カイロ坂東和之】アラビア半島南端のイエメンで今月、
強制的に結婚させられた12歳の少女が、難産のため新生児とともに死亡した。
こうした例は途上国で後を絶たず、国連児童基金(ユニセフ)は
「子供たちを結婚させることは、深刻な人権侵害。特に女児の権利保護が急務だ」
との声明を発表した。
イエメンの人権団体によると、少女は父親が腎臓病を患う貧困家庭に育った。
11歳の時、自分の年齢の2倍以上の男性と無理やり結婚させられ、1年後に妊娠。
出産に3日かかった後の今月11日、母子は息を引き取った。
イエメンでは昨年、強制的に20歳年上の男性と結婚させられた8歳の少女が、
裁判所に離婚を訴え、認められた例がある。
しかし、人権団体は「結婚の最低年齢を定めた法律がなく、親や配偶者を罰することができない」と指摘している。
ユニセフによると、15歳になる前に妊娠・出産した女の子が命を落とす確率は20代の5倍。
声明は「早婚は子供らしく生きる時代、教育や純真な心を奪う。
背景にある貧困などの解決に努力しなければならない」と強調している。
北海道新聞 URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)