09/09/25 04:43:57 edBqsMnN0
WILLCOMは、2.5GHz帯を利用した高速モバイル通信のXGP(次世代PHS)を10月1日よりスタートすると発表しました。
報道の通り、当初のサービスエリアは東京都内山手線内の一部ということで超狭いエリアでの開始となります。
また個人向けに提供される端末は400台限定。
全体では1500台ですが、内1100台は法人やMVNO向けとなるそうです。
ですので、実質解放されるのは400台という少量スタートとなります。
しかも、まだあります。
報道通り、来年3月末までは通信料無料。
しかしプロバイダーのPRIN代として945円が発生します。
そして、このXGPは2年契約必須となり、契約期間中に解約すると9975円の解除料金発生。
来年4月以降は有料となりますが、プランは1つ。
プラン名は「XGP定額フラット」で、4380円。UQが4410円なので、通信料金だけで言えば30円(!)安いです。が、UQではプロバイダ料金が無いので、PRINを足すと5325円。
UQよりも915円高くなってしまいます。
さらに端末。
対応端末は「GX001N(NECフロンティア)」。これはPCカードサイズの端末となります。
モバイル用PC(ネットブックなど)ではPCカードスロットなんて採用してないだろ…と。どうやら消費電力の兼ね合いもあるようですが、au除く他社がUSB対応端末出しているのに、これはマイナスですよね…
しかもMacには対応していないし。
と、いうことで10月1日よりサービスインしても、以下の問題が出てきます。
・エリアが超狭い
・プロバイダ料金
・対応端末がPCカードのみ
・2年契約必須
・一般開放400台のみ
そんなところでしょうか。
どうせWILLCOMファンな方々が絶賛しそうな勢いですが、はっきり言って導入するメリットを見いだせません。