09/09/19 19:39:05 h2hu0OpL0
79 :日出づる処の名無し [sage] :2009/09/19(土) 02:31:45 ID:tG35/Sr3
小谷:政治主導を促すための国家戦略局というのは分かった。政策の方向性の違いというのを経済財政諮問
会議と国家戦略局とで見て行きたい。
(フリップ:経済運営の振り子の図)
(左)規制強化?(紙で隠されている) ←→ 規制緩和・構造改革(右)
経済財政諮問会議は規制緩和と構造改革を目指していたが、右に振り切ろうとしたところで残念なことに道半ば
で振り子が左に戻ってしまった。国家戦略局はこの振り子の図でどの辺りを目指すのですか?
古川:これから仕組みを作っていく。国家戦略局で政治や行政の構造改革をする。諮問会議の決めたことで
揺り戻しが起こったのは、不完全なトップダウン構造のままであちこちに従来のボトムアップ構造が温存されて
いたから。上手く機能しなかった。われわれは総理のリーダーシップが完全に発揮されるように仕組みを作っていく。
小谷:例えばですね、自民党の進めた郵政民営化を凍結すると言うのは、自民党の路線の真逆に来るわけですね。
この振り子を左に振り切っちゃうんですね?
古川:国家戦略局はマニフェストに載せられたことを再検討しない。マニフェストは国民との神聖な契約。われわれは
別のことをやるので郵政民営化については知らないよ。
小谷:この(自民党が行った)構造改革に見合う民主党の成長戦略と言うのは、なんでしょうか?
古川:家計の所得を増やすとともに国民の不安の大元たる年金・医療といった社会保障制度を立て直すことで、
国民が安心して消費を増やすことができるのです。