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・日清製粉は 9月17日、お好み焼きとたこ焼きに関する調査結果を発表した。
それによると、調査母体の主婦においては「お好み焼き」を「ご飯のおかずだと思う」人は約2割で
あることが分かった。地域別の差は大きく、東京では1割を切っているのに対し、大阪では4割以上が
「おかず」と認識している。また、認識度は西高東低の傾向があるようだ。
今調査は8月31日から9月1日にかけてネット経由で行われ、有効回答数は1000人。対象は4~18歳の
子供を持つ30~49歳の既婚女性。対象エリアは北海道・宮崎県・東京都・愛知県・大阪府・広島県・
福岡県でほぼ同数ずつ。
不景気のあおりや内食傾向を受けて、お好み焼き・たこ焼きに対する注目は高まりつつあるという。
このような状況の中、お好み焼きでよく話題に登るのは「お好み焼きはご飯のおかずか否か」。
小麦系の食品でも主食級の扱いを受けることの多いお好み焼きだが、関西地域では「お好み焼き
定食」のように、「お好み焼きをおかず、主食としてご飯」のセットで提供されることが多いという。
具材の多さからおかず的扱いを受けるのは当然といえる。しかし一方で、小麦の割合の大きさから
「むしろ主食では」「おかずだったら炭水化物と炭水化物でダブってしまう」という意見も多い。
論議は尽きるところが無い。
そこで全体、および調査区域別に「お好み焼きはご飯のおかずか否か」について尋ねたところ、
全体では20.8%が「おかずである」と回答した。5人に1人、いがいに「おかず容認派」は少ない。
全体では5人に1人だが、地域別では大きな差があるのが分かる。調査対象地域別では東京が
もっとも少ない7.7%。それに対し大阪では実に半数近い45.5%もの人が「おかず容認派」という計算。
大阪の人たちの、お好み焼きに対する想いが見えてくる。
また、全国47都道府県をリサーチしているわけではないので断定はできないが、今回調査された
地域に限れば、全体的に「西高東低」の傾向を見せている。北海道や宮城、東京は1割前後と
低く、大阪はもちろん愛知、広島、福岡などは2割前後を維持している。(抜粋)
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