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・医師の指示がないのに腸内洗浄を行ったとして、神奈川県警生活経済課と中原署は十七日、
保健師助産師看護師法違反容疑で、東京都港区南青山五の腸内洗浄エステ店「コロンハイドロ
セラピー なな企画」を経営する元看護師の女(45)ら三人の逮捕状を取り、同日中にも逮捕する
方針を固めた。捜査関係者が明らかにした。
厚生労働省などによると、腸内洗浄は専用の機器で肛門から直腸に多量の温水を流し込み、
強制的に排せつを促して便秘などを改善する医療行為で、看護師が施術するには、医師の
診断と指示が必要となる。
捜査関係者によると元看護師らは二〇〇一年二月から同区のマンションの一室でエステ店の
経営を開始。今年一~四月、川崎市多摩区の女性(32)ら女性客十人に、医師の診断や指示が
ないまま腸内洗浄を行った疑いが持たれている。ダイエットや美肌の効果があるなどとPRして、
これまでに約三千七百人が利用していたという。
県警は四月、同法違反容疑で同店を家宅捜索して裏付けを進めた結果、施術を担当していた
女には看護師資格しかなく、スタッフにも医師免許を持った者はいなかったことが判明した。
店のホームページ(現在は閉鎖)によると、同店では初回は五千二百五十円のカウンセリング料を
取り、一回二万円前後のコース別で腸内洗浄を行っていた。同店は県警の強制捜査後に営業を
休止している。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
★若い女性中心に人気 腸内洗浄 専門家『柔らかい粘膜、危険』
・ダイエットや大腸がんの予防に効果があるとして、近年、若い女性を中心に利用が広がっている
腸内洗浄。しかし危険性を指摘する専門家は少なくない。
自由が丘クリニックの林圭子医師は「腸内に手術のあとがあったり、お湯を入れすぎると破裂の
危険性がある」と指摘する。
横浜市立大学大学院医学研究科の中島淳教授も「腸内の粘膜は柔らかく、非常に傷つきやすい。
器具を肛門に挿入する行為は非常に危険」と安易な利用に警鐘を鳴らす。(抜粋)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)