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・民主党が政権公約(マニフェスト)で中止を明示した八ツ場(やんば)ダム(群馬県)について、
前原誠司国土交通相は17日未明、政権公約通り中止する考えを明らかにした。具体的な
見通しは示さなかったが、近く現地を訪れ、地元対策について協議する考えを示した。
前原国交相は官邸での就任会見に先立って同省に初登庁して幹部にあいさつ。
その後、記者団の取材に応じた。前原国交相は建設中止を明言した上で、「早めに現地に行き、
いろんな話をうかがい、どういう補償措置を前提としてとるのかということが必須の条件に
なってくる」と述べ、地元住民の生活再建に取り組む考えを示した。
また、「やみくもに中止するとなると現場の方々の混乱が起きる」とも語り、事業費の一部を
負担している下流域の6都県とも協議を進める考えを示した。
国交省は8月末の総選挙で民主党が勝利したことを受け、今月11日から予定していた
ダム本体工事の入札を延期し、新大臣の指示を仰ぐとしていた。谷口博昭事務次官は
「治水、利水上の必要性、事業の経緯、地元の県知事や首長のご意見を新大臣に
ご説明させていただきたい」と述べていた。
八ツ場ダムは1952年に計画が浮上。総事業費4600億円のうち3217億円がすでに
投じられている。事業費の一部を負担している1都5県は建設推進を求めており、東京都の
石原慎太郎知事は4日、国の判断で建設中止になれば負担金の返還を求める考えを
示している。
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