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★首相記者会見「オープンにする」 鳩山政権「公約」破り、ネット「締め出し」
・記者会見をオープンにすることを約束していた、民主党・鳩山由紀夫首相の就任会見が2009年
9月16日行われた。外国特派員記者など一部の記者が新たに会見に参加したが、ネットメディアは
「締め出し」で、公約は守られなかった。会見でも、質問したのは朝日、読売といった大手新聞が
ほとんどだった。
■「マスコミは、参加枠が広がったように報じていますが違います」
鳩山首相は、09年5月の党代表就任会見で、首相就任の暁には記者会見をオープンにすると明言。
小沢幹事長も3月の公設秘書逮捕を受けて開かれた会見で同様の発言をしていた。
政権交代後、記者会見が開放され、記者クラブに加入していない雑誌やネットメディアなどの記者が
首相会見に参加できるようになると期待されていた。就任会見前日の15日、民主党から首相官邸
報道室を通して、外国特派員記者10人程度と雑誌記者10~15人程度が会見に参加出来るように
して欲しいという要望が記者クラブ「内閣記者会」にあった。記者会側はこれを認めたものの、
従来通りネットメディアやフリー・ジャーナリストの会見参加は認められなかった。
記者クラブの閉鎖性を追及しているフリー・ジャーナリストの上杉隆さんは、「何も変わっていません。
特派員協会も雑誌協会の記者も、元々内閣記者会から許可があれば入れました。マスコミは、
参加枠が広がったように報じていますが違います」と話す。
朝日新聞は15日に「新首相就任会見、雑誌記者の参加認める」と報じ、時事通信も同様の
記事を出していた。(>>2-10につづく)
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