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16日午前9時ごろ、甲府市元紺屋町のマンションの管理会社の社員から「マンション1階の
部屋から異臭がする」と110番通報があった。甲府署員が駆け付けたところ、この部屋で
暮らしていた家族3人の遺体が見つかった。室内から住宅ローンの返済に悩んでいる様子が
うかがえる遺書とみられるメモが発見され、同署は一家が無理心中を図った可能性が
あるとみて調べている。
同署によると、遺体で見つかった3人は60代の夫と50代の妻、20代の長男。
夫婦は6畳の和室の布団の上で並ぶように、長男は隣にある洋室のベッドの上に、
それぞれあおむけ状態で倒れていた。
妻と長男の首に絞められたようなあとがあったほか、夫の首には刃物による刺し傷があり、
近くに血の付いた包丁が落ちていた。死後少なくとも2~3週間経過しているとみられる。
入り口のドアには鍵が掛けられていた上、着衣の乱れや室内が荒らされた形跡はなかった。
室内にあった遺書とみられるメモは封筒に入っていた。同署は、夫が妻子の首を絞めた後、
自殺を図った可能性があるとみて、妻子の遺体を司法解剖して死因などを調べる。
管理会社によると、マンションは分譲型で、一家は2004年の完成当初に入居した。
3人の職業は不詳。マンションの住民は「近所付き合いがほとんどない一家。
仕事を含め、どんな生活をしていたか分からない」という。
遺体発見後、現場に駆け付けた夫の知人という男性は「夫から借金があると打ち明けられたことが
ある」と語った。自治会関係者は「体調が悪く入院すると話していた」という。
住民の一人は「1週間ぐらい前から異臭がしていた。まさかこんなことになるなんて…」と驚いていた。
*+*+ 山梨日日新聞 2009/09/17[06:08] +*+*
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