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鳥取県境港市で10日、フグの毒の70倍もの強い毒をもつカワハギの仲間「ソウシハギ」が釣られた。
食用にされるウマズラハギとよく似ているが、食べれば死亡することもあり、鳥取県水産試験場
(増田紳哉場長)は「絶対に食べないで」と呼び掛けている。
ソウシハギはカワハギの仲間で、本来は南のサンゴ礁にすむ。海流に流されて日本海に来遊し、時おり
漁獲されることもあったが、10日には同市竹内団地の岸壁で釣り人に釣り上げられた。
体は黄色で、体全体に黒い斑点と青い波状の線があり、うちわのような大きな尾びれが特徴。内臓に
パリトキシンという毒を含んでおり、間違って食べれば筋肉痛や手足のしびれ、呼吸困難などを起こし、
死亡することもある。
今後、鳥取県沿岸でも捕獲されることが増えると考えられることから、同試験場は釣っても食べないよう注意を
呼び掛けている。
日本海新聞
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