09/09/13 17:42:33 TnrzXXxX0
M-Vは今決定されている分で運用終了、ただし10月に設立される新組織が新たな衛星打ち上げ用固体ロケットを開発するというというものだ。
すでに存在しているM-Vの運用を終了し、似たようなサイズの固体ロケット
をわざわざ新規開発する。常識で考えれば開発コストがかさむだけだ。
だが、霞が関官僚の思考パターンを考慮に入れるとあながちあり得ない話
ではなくなってくる。
まず宇宙開発・宇宙研究の基礎的インフラストラクチャーであるM-Vを
宇宙研から奪うことによって、宇宙研の独自色を薄め、統合後の新組織
をNASDAを中心とした組織文化で統一しやすくする。しかし、M-Vクラス、
ないしはそれよりもやや小さめの固体ロケットは日本の宇宙開発に必要
だから新たに開発する。新規開発にはM-Vロケット改良よりもコストと
人員がかかる。
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