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★伊大統領「ぼったくり事件」に遺憾意を表明
イタリアのジョルジョ・ナポリターノ大統領(84)は初訪日を前に11日、
ローマの大統領官邸で共同通信などと会見、「日本経済のダイナミックな発展は
世界の経済危機からの脱出に貢献するはず」と、16日誕生予定の鳩山新政権の
経済政策に期待を表明した。大統領は16日訪日、18日に鳩山由紀夫氏と会談予定。
大統領はまた、日本人がローマやミラノのレストランなどで法外な料金を請求された
「ぼったくり事件」について「非難されるべきこと。(イタリアが)観光立国で、
もてなしの国であるとの現実を反映していない」と遺憾の意を表明した。
大統領は「日本は世界経済の中の基本的な力」とその重要性を強調。
民主党への政権交代について「日本政治の新しい局面だ」と評価し、
こうした変化を自ら知ることが訪日の目的とした。
鳩山氏との会談では欧州統合の経験を踏まえ、日本とアジア各国との
協力の重要性について話す考えも示唆した。
ナポリターノ氏は初の共産党出身大統領。
イタリア大統領は国家元首で議会解散、首相指名、法案拒否、軍隊の指揮権などを持ち、
象徴的とされるドイツなどと異なり、強力な政治的権限を持っている。
大統領は19日までの訪日中、天皇陛下とともにイタリアオペラも観劇する予定。
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