09/09/13 05:15:42 bjhdII/j0
ヘリ墜落 遭難救助、3000M超経験なし 若鮎2号
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
岐阜県高山市の北アルプス奥穂高岳(3190メートル)で県防災ヘリコプター「若鮎2号」が墜落し、
搭乗員3人が死亡した事故で、同機は3000メートルを超える山岳地帯での救助経験がなかったことを
12日、県防災課が明らかにした。97年の同機導入と同時に県庁入りした操縦士の朝倉仁さん(57)
は同機専従で、同様に経験がなかったという。
県防災課の鈴木金治・防災対策監によると、遭難の119番があると県防災航空センターに連絡が入り、
センターは岐阜県警察航空隊と調整、県防災ヘリと県警ヘリのいずれが出動するか決める。だが現場が
険しい山岳地帯の場合、これまで県防災ヘリが現場で救助にあたったことはなかったという。
若鮎2号も導入以来、北アルプスのふもとのヘリポートまで救助に向かったことはあるが、3000
メートル以上でホバリングして遭難者を引き上げた経験はなかった。
だが今回は両者が協議し、県警ヘリは出動しなかった。
鈴木・防災対策監は「警察航空隊からセンターに『警察に直接通報がなければ出動できない』と説明
があったと聞いている」とした上で「一刻を争う事態だったので出動した」と説明した。
県警幹部は「事実関係を確認したい」としている。