09/09/12 17:58:06 P
民主党との連携について公明党広報部はJ-CASTニュースの取材に対し、現在は民主党が
マニフェストで掲げた政策をどのように実行していくのかを見極める段階だ、とし、
「我が党が目指してきた方向性の下で国民の皆さまから理解を得られるようなものであれば、
協力することもやぶさかではありません」
と回答。自民党との関係については、
「今までの環境を前提にした協力関係ではなく、野党になったことを踏まえた関係を作って
参りたいと考えております」
としている。ただし、現在の最優先課題は党の再建であり、当面はそれに全力を挙げたいとしている。
民主党は社民党を切り公明党と連立?
これから公明党はどのような選択をするのだろうか。政治アナリストの伊藤惇夫さんは、まず、
自民党との選挙協力は見直される、と見る。今回の衆院選で公明党は大敗したが、支持母体の
創価学会票が減ったわけではなく、基盤は盤石。自民党から票が流れてこなかったことがそもそもの
原因のため、協力のメリットは失われたという。
そして、来年の参議院選挙に向け、是々非々の関係を保ちながら、民主党との連携の道を探って
いくだろう、とする。与党時代に味をしめた権力というものを手放したくないためだ。最大のポイントは
やはり2010年の参議院選で、民主党が過半数を取れなかった場合、大きく連立が浮上する。
伊藤さんはこう予想している。
「民主党は政権を安定させるため連立の組み替えを考えます。その場合、社民党が切られ、
公明党が与党に返り咲く、こうしたことは充分にありえます」