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【ワシントン共同】米厚生省は11日、成人に対する新型インフルエンザのワクチン接種は1回で
十分な免疫効果を得られたとの臨床試験結果を発表した。
オーストラリアなどの2社が製造したワクチンを使ってウイルスに対する免疫を調べた結果、接種後
8~10日で8割以上の人に効果が確認された。今回の2社は、日本が輸入に向けた交渉を進めている
二つの製薬会社とは別。
日本が輸入を検討しているスイスの製薬大手ノバルティス社が製造する、免疫を高める効果を持つ
アジュバントという成分を加えたワクチンは一回接種で免疫が得られることが確認されている。だが、
日本の国産ワクチンはアジュバントを含まず、2回接種を想定している。今回、米国が調べた2種類は、
日本の国産ワクチンと同様、アジュバントを使用していないという。
新型インフルエンザワクチンは当初、2回の接種でないと効果が得られないとされていたが、1回の
接種で済めば、世界的にワクチン不足が伝えられる中、接種を受けられる人が大幅に増える可能性が
ある。
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