09/09/11 22:19:11 1KhchzLAO
>>123
アメリカにおいて陪審制の賛否や如何の結論だけ考えるなら論ずるまでもないよ。
アメリカはコモンローを母として作られた国、朝起きて夜寝るくらい当たり前の制度だ。
だが反対者(であるとして)カトリックの影響力を考えるなら、カトリックが過半を得ないからどうでもええやというのはおかしな話だ。
米国におけるカトリック人口はせいぜい四半分程度だろうが、国政に影響を及ぼすには十分過ぎる数字ではないか。
ジューがどれ程の数でどれ程の力を振るっているか、あるいは本邦の草加公明党はどうだろうか。
そりゃあ残り全てが肯定すれば肯定される。だが言ったようにプロテスタント(とその他)は一様の存在ではない。
25%に浮動の75(1-α)%がつけばどんな力になるか分かるだろう。
勿論上に書いたように、米国ではそうはなり得ぬ。故に先にも「実際の当否は」云々と書いたが、
これは彼の国が正しく陪審制の大本山であるという事情によるのであり、プロテスタントが主流の国で、
かつカトリックが無視出来る程度の存在だからではなく、その旨の指摘はレスポンスとして違うかなと。