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森英介法相は11日の閣議後会見で、10日に発表された今年の新司法試験結果について、
「合格者が昨年より下回り、合格率が極めて低い法科大学院があることは事実。法曹に必要な
能力、学識を備えた修了生を養成するという目的を十全に果たしていない。改善に一層取り
組んでいただきたい」と述べた。
また、合格者数が法務省の示した目安を大幅に下回り、平成22年ごろに合格者数を
3千人とした政府目標の実現が厳しくなったことについて「目標をこの時点で変更する
必要性は感じていない。目標達成が容易でないことは明らかだが、引き続き、それに近づく
努力をすることが妥当だ」とも話した。
制度設計時の想定を越える法科大学院の数(74校)については、「国から数を減らせとか
言える筋合いではない。それぞれの大学の自主的な判断によらなければいけない」とした。
産経msnニュース 2009.9.11 14:30
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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