09/09/11 14:09:28 K9qyoIulO
7時台の総武快速線。いつもの超満員の車両に弾き飛ばされないように乗り込む。
ここ最近いつも見かける彼も少し離れた場所に乗っていた。
ここ何日かたまに目が合う。
今時のスーツを着こなしネクタイもセンスの良いものを着用している。
駅に停車する度に大勢の人が 各車両から吐き出され、また吸い込まれていく。
何駅目かの駅で停車した時、その彼が目の前に立っていることに気づいた。
電車はまた大勢の人を乗せ走り出してすぐの事だった。
下腹部のあたりで彼の手がわずかに動いている。
最初は鞄の位置でも悪く、持ち直しでもしているのだろうと軽く考えていた。
が、しかしその直後に突然、彼の手はしっかりと握りしめたのであった。
俺のポークビッツを…
マジ声出ねぇ…
(俺の実話です)