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スプレー式殺虫剤の使用による火災が6月以降に相次いで起きていることが、東京消防庁の調べで分かった。
同庁は、噴射剤の可燃性ガスが引火の原因として、ガスこんろや石油ファンヒーターなど火の気のあるところで
使わないよう注意を呼び掛けている。
同庁によると、殺虫剤による火災は六~八月に五件発生し、三人が軽いやけどをした。うち一件は、台所で
調理中、冷蔵庫の近くを飛んでいたハエに殺虫剤をかけた際、約一メートル離れたガスこんろに引火し、
冷蔵庫や壁を焼いた。
冷蔵庫の下にいたゴキブリへの噴射が誘因となり、そばのファンヒーターを燃やした事例もあった。
殺虫剤以外にも可燃ガス入りスプレー缶の使用による火災は起きている。スプレー缶の火災は、
二〇〇六~〇八年の三年間で三十一件起き、二十九人が軽傷を負った。
浴室で、油汚れを落とすスプレー式化学洗浄剤(パーツクリーナー)を使い自転車を清掃した後、点火した
風呂釜から引火した事例が五件と最も多かった。ガスストーブ近くで使った制汗スプレーの粉末製剤が火災の
原因になった例もあるという。
東京消防庁は「スプレー缶に使われる液化石油ガス(LPG)は空気よりも重く、くぼんだところにしばらく
滞留する。噴射後は十分に換気してほしい」としている。
東京新聞 2009年9月10日
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