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【資源】中国、レアアースの輸出禁止を検討 鉱物資源を交渉カードに?…英紙報道[09/08/27]
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1:◆.oqqpviQc.@ササニシキ先輩φ ★ 2009/08/27 20:19:28 ???
★中国、レアアースの輸出禁止を検討
URLリンク(img1.wiredvision.jp)
レアアース(希土類元素)は21世紀の技術にとっての生命線だ。これがなければ、スマートフォンもハイブリッドカーも精密誘導兵器もありえないだろう。
そして世界のレアアースの大半を採掘している中国は、その戦略的な価値に気付き始めたようだ。[レアアースは17種類の元素のこと。
中国(チベット)が世界の産出量の90%以上を占めている]
イギリスの『Telegraph』が報じた記事によると、中国の工業情報化部は、テルビウム、ジスプロシウム、イットリウム、ツリウム、ルテチウムの輸出の完全禁止を検討しているという。また、他のレアアースについても国外販売を制限する可能性があるようだ。
だがまだ慌てる必要はない―米国を拠点とするMolycorp Minerals社が、カリフォルニアの鉱床(写真)でレアアースの採掘を再開する準備を整えている。[このカリフォルニアの鉱床は、1990年代に中国産の低価格なレアアースが大量に入ってきた時に閉鎖されたもの]
(中略)
もちろん、地政学において鉱物資源というカードが果たす役割を理解している国は中国だけではない。ここ数年ロシアは、隣国に少しずつ圧力を加える方法として、天然ガスの供給を使用している。
ロシア政府が発見した天然ガスという手段は、経年劣化する核兵器の備蓄より有効な道具だ―誰かを罰したいと思ったら、実際にガスの栓を閉めることができるのだから。
[中国は2006年ころから、レアアースを含むレアメタルの輸出を制限しようとする動きを見せてきた。
レアアースの世界需要のうち日本の需要は約半分を占めるが、大部分を中国からの輸入品である風化花崗岩に頼っている。
※最近の研究で、日本国内のマンガン鉱床に花崗岩を上回る割合でレアアースが含有されている事が判明し、新たな資源として注目されている]
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