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ことし7月、中条村の水田に強力な除草剤を撒く嫌がらせがあり
「JAながの」では村内で採れる全ての農産物の安全が確認されるまで出荷を自粛するよう農家に
要請したということです。
また、嫌がらせの後、村役場などに「村議会議長を辞めさせるべきだ」という電話が数回かかって
きていて議長は、嫌がらせとの関連もあるとみて事態を収拾するため8日議長を辞任しました。
中条村によりますと、ことし7月はじめ、中条村御山里地区の水田で稲が不自然に枯れているのを
農家が見つけました。
このためJAの研究施設で調べたところ、通常、水田では使わない強い除草剤だったことがわかり
ました。
また、先月末にも、村内の中条地区の水田で、白い粉のようなものが水に溶けているのが見つかり、
通報を受けた警察では、同じ除草剤の可能性もあるとみて調べています。
村によりますと、こうした事態を受けて、「JAながの」では、今月5日、農家に対して村内でとれる
すべての農作物の安全が確認できるまで出荷を自粛するよう要請したということです。
また、ことし7月から先月にかけて村役場や村長の自宅に「村議会議長を辞めさせろ」という電話が
数回かかってきていて、久保田良一議長は、嫌がらせとの関連もあるとみて事態を収拾するため
8日、議長を辞任しました。
久保田良一前議長は「わたし自身、まったく心当たりのないことで辞任しなければいけないのは
悔しいが、農産物の出荷を自粛する事態になり、これ以上、村に迷惑はかけられないと思った」
と話しています。
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