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※続きです。
今年5月、埼京線で女性に触り、同条例違反容疑で現行犯逮捕された会社員の男(33)や、
6月にやはり同容疑で逮捕された会社員の男(50)なども、いずれも「普段、通勤に使う路線
ではないが、痴漢サイトを見ているうちに興味がわいた」などと話したという。
ネット上には特定の路線を名指しして、痴漢の情報交換をする掲示板が増え始め、警視庁が
把握しているだけでも、その数は100以上に上る。中には、具体的に発車時間や車両を指定して、
痴漢を呼び掛ける内容のものもあるという。
同庁はサイト運営者への削除要請などのほか、痴漢被害が多いJR埼京線、中央線、総武線や、
私鉄の京王線など計9路線を中心に警察官を重点配置し、取り締まりを強化する方針だ。
■対策・予防研究へ
電車内の痴漢被害が深刻化していることを受け、警察庁は来年度にも、大学教授や鉄道事業者、
被害者支援団体らで作る研究会を設置し、対策を検討する。
被害実態を把握するため、東京都内の女子中や女子高を対象にしたアンケート調査を実施するほか、
過去の事件の分析や、実際の電車を使った実験などで、被害の予防や検挙の方法なども研究するという。
同庁は先月、首都圏や近畿地方の警察本部に対し、対策を強化するよう指示。千葉県警は、電子
メールによる被害相談の受け付けを始めた。同庁幹部は「恥ずかしさから被害届を出せないケースも
多い。悪質な事件には集中的に捜査員を投入したい」と話している。
読売新聞 2009年9月8日14時57分
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