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憲法が「国民」と「何人」とに使い分けていた点に着目したのだ。
また、「地方自治体も国家の統治体制の一側面」
なので地方選挙も国民主権に基づかなければならない、などと指摘した。
「憲法上問題があると考えざるを得ない。議論を深化させる必要があるとすれば、
専ら憲法の問題で論ずるべきだ」-。
やんわり「憲法違反である」と示したのだった。
■独自の試案発表
4月24日、当時幹事長だった民主党の鳩山由紀夫氏(62)は、外国人参政権付与をめぐりこんな発言をした。
「これは大変大きなテーマ、まさに愛のテーマだ。『友愛』と言っている原点が、まさにそこにあるからだ。
生きとし生けるすべての者のものだ。日本列島も同じだ。すべての人間のみならず、
動物や植物、そういった生物の所有物だと考えている」
代表になった5月31日は「党内に2つの意見が併存し、今バトルを続けている最中なので、
最終的な結論が出ている状況ではない」とトーンを下げた。それでも、個人的には
「友愛」精神の実践を理由に推進したい立場を変えていない。
一方、鳩山氏は独自の憲法試案を発表するなど、憲法改正に積極的な姿勢もみせてきた。
しかし、民主党のマニフェストは、憲法論議を「慎重かつ積極的」に検討するとある。
論議をしたいのかしたくないのか、さっぱりわからない。
どうしても外国人に参政権を付与したいのなら、憲法を改めることが前提だろう。
とはいえ、社民党と憲法論議ができるのだろうか。
「友愛」が憲法を無視したものなら、「法治国家」は体をなさなくなる。