09/09/07 18:55:44 0
太平洋戦争の降伏文書調印式の舞台となり、現在は米ハワイ州パールハーバーで記念館として一般公開
されている米戦艦ミズーリが来月、約17年ぶりに全面改修されることになった。外装を中心に若返りを進め、
来年1月に再公開する予定だ。
運営する民間団体「戦艦ミズーリ保存会」によると、10月中旬にドックに入り、甲板のチーク材を入れ替えたり、
金属部分に再塗装や防さび処理を施したりする。総工費は官民の寄付などで集めた1500万ドル(約14億円)。
調印式会場や神風特攻機の衝突跡などは現状通り保存されるという。
ドック入りを前に2日、降伏文書の調印64周年の式典が開かれ、退役軍人ら約200人が平和を祈った。
米国防総省のグレッグソン次官補は式典で「日本は今や最も強固で価値のある同盟国。米日が太平洋に安定と
繁栄をもたらす好機が来ている」と語った。
ミズーリは全長270メートル、満載排水量5万8千トン。米最後の戦艦と呼ばれ、沖縄戦や朝鮮戦争、
91年には湾岸戦争にも出動した。92年に退役した後、99年から記念館として一般公開され、日本からの
観光客を含め年40万人が訪れている。
[朝日新聞]2009年9月7日17時40分
URLリンク(www.asahi.com)
米戦艦ミズーリの甲板で2日開かれた式典で、太平洋戦争の戦没者を悼む参加者たち=米ハワイ州パールハーバー
URLリンク(www.asahi.com)