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地球温暖化が進むと今世紀後半、米国に大きな被害をもたらしたハリケーン
「カトリーナ」を上回り、地上の風速が最大80メートルに達する極めて強い
「スーパー台風」が日本を襲う可能性があるとの予測を、
名古屋大と気象研究所(茨城県つくば市)のチームが7日までにまとめた。
チームの坪木和久・名古屋大准教授は「温暖化が進みつつあるので、
極端に発達する台風が発生するのは不思議ではない。いかに予報し、災害軽減対策を
講じるかが重要になる」としている。
坪木准教授らは、超高速のスーパーコンピューターの地球シミュレーターを活用。
今世紀末の世界の平均気温が産業革命前と比べ3度程度上昇するとの
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の温暖化予測シナリオに基づき、
2074~87年に日本付近の台風の発生や発達がどうなるかを詳細に予測した。
その結果、日本南方の西太平洋で海面水温が現在より2度程度高くなり、
「スーパー台風」と呼ばれる風速67メートル以上の極めて強い台風が複数回発生すると
予測された。一方、温暖化が進まないとの想定では、スーパー台風の発生はゼロだった。
スーパー台風の一つは中心気圧が最低866ヘクトパスカル、地上の最大風速が
80メートルと予測され、カトリーナ(中心気圧902ヘクトパスカル)や、
日本に大きな被害を出した室戸台風、伊勢湾台風をしのぐ強さになった。
中心気圧が短時間に大幅に低下し、急速に発達する特徴があるという。
ソース:共同ニュース
URLリンク(www.47news.jp)
画像:2004年、日本にも大きな被害をもたらし「スーパー台風」だったとされた台風16号の衛星写真
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