09/09/06 23:12:17 661GnFobP
ハンセン病(ライ病)は、主にハンセン病患者との接触でライ菌に感染し、
長期間(数十年単位)の潜伏期間を経て発病します。
ライ菌の感染経路としては最近では、患者の鼻粘膜・鼻汁に存在する菌が
排出され、気道を経て感染する経路を重視する考え方が主流となりつつ
あります。そのため特に浴場のような「高温・多湿」 の環境で感染しやすくなる
と考えられます。
ハンセン病は免疫の強弱が関連していて、遺伝的にかかりやすい体質の者か、
免疫が弱い乳幼児期に感染し、主に栄養失調・疲労・老衰によって発病します。
ハンセン病が「貧困病」と呼ばれるのは このため。
現在日本の新規発病者は 60歳以上が多い。
現在、国内のライ病の 新規患者数 は、年間15人前後です。
隔離政策のない(できない?)インドでは、年間60万人もの
新規患者が発生しています。