09/09/06 11:04:55 P
福岡市西区にある高さ120メートルを誇る国内最大の観覧車「スカイドリームフクオカ」が
9月いっぱいで営業を終了することが決まった。運営会社によると、解体して台湾企業に売却し、
現地に移築する方針だという。
スカイドリームは2001年12月、台湾の海運大手「エバーグリーン・グループ」(台北市)の子会社が
運営する複合娯楽施設「エバーグリーンマリノア」内に開業した。8人乗りのゴンドラが60機あり、
20分で1周。福岡の美しい夜景も一望で、カップルや家族連れの人気を集めた。
しかし、02年以降、徐々に利用客数が減少。現在はオープン当初の半数以下で、老朽化に伴う
補修費用も必要となる中、エバーグリーンと台湾企業の売却交渉がほぼ合意に達したという。
利用客からは営業終了を惜しむ声も。家の窓から観覧車が見えるという福岡市の事務員
福田陽子さん(48)は「福岡の自慢がなくなるので寂しい」とがっかりした様子。移築を知って訪れた
北九州市のパート高杉美代さん(55)は「台湾に行ったらまたこれに乗りたい」と残念そうに話した。
最後の搭乗は30日午後10時。日本一の座は10月から東京都江戸川区の葛西臨海公園にある
「ダイヤと花の大観覧車」(高さ117メートル)に移る。
URLリンク(www.daily.co.jp)
依頼