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民主党は5日、麻生政権が7月に決めた2010年度予算の大枠を定める概算要求基準
(シーリング)の廃止を、今月下旬にも閣議で決める方針を固めた。
同時に10年度予算編成に向けた新しい基本方針を示す。子ども手当や高速道路の無料化など、
衆院選の政権公約で掲げた政策を盛り込んだ新たな概算要求を、
10月半ばをめどに再提出するよう各省庁に求める意向だ。
現在のシーリングは、政府が6月に閣議決定した予算編成の指針となる「経済財政改革の基本方針2009」に基づき、
7月に策定された。公共事業費を09年度当初予算より3%減らすことなどが柱となっている。
これに対して民主党は、「各歳出分野に一律の削減枠を当てはめて
機械的に歳出を削る現在の方法では予算のメリハリがつかない」と判断。
要求の前提であるシーリングを廃止し、政治主導による予算の重点配分を実現する方針だ。
予算編成は例年、各省庁が8月末までに予算を要求する。9月から査定作業が本格化し、
12月下旬に政府案が決まる段取りだ。概算要求の再提出は10月半ばごろになる見通しで、
年内に予算編成を終えることが厳しくなるとみられる。予算編成の遅れが国内景気に悪影響を与える恐れもある。
9月6日3時18分配信 読売新聞
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