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党の「小沢支配」鮮明に=二重権力に現実味-鳩山新政権
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「鳩山新内閣」の閣僚人事は鳩山氏が主導するが、16日の首相指名選挙前に党や国会の人事が先行すれば、
閣僚候補が人材不足となる可能性もある。首相官邸より党側の力が勝り、「二重権力」となる政権構造がより
現実味を帯びてきた。
鳩山氏が党役員や国会の人事権を手放したのは、「実力者の小沢氏以外、巨大与党を仕切れる人はいない」
(ベテラン議員)と、全面的に小沢氏に党や国会運営を委ねようとしているからだ。
菅直人代表代行は党政調会長も兼務する国家戦略局担当相への起用が固まった。菅氏に比べ、平野氏の
「軽量さ」は否めず、菅氏周辺は「平野氏が官房長官では、小沢氏がいろいろ官邸に口を出してくるだろう」と
不安を隠さない。
小沢氏に距離を置く非小沢系議員は「今後、意中の人材を党側に取られて、結果的に小沢氏が閣僚人事も
左右する可能性がある」と懸念。これについて鳩山氏は記者団に、小沢氏が「閣僚人事を待って(党人事を)
決めたい」と語ったことを明かし、懸念の払しょくに努めた。
一方、小沢氏の側近議員らは党の人事権を小沢氏が掌握したことを歓迎。「小沢支配」を批判する党内議員にも
「こんなことで騒いだら(ポストに就けず)干上がるぞ」とけん制する。