09/09/04 22:26:47 LXV8HjvQ0
敗因は、2つ。
1つめは、本来国民全体に幅広く支持されていた国民政党であった自民党が、単なるイデオロギー政党に成り下がってしまったこと。
「美しい日本」や「戦後レジームの脱却」、「日の丸」…。
こんなの「自衛隊反対」「日米安保破棄」とか言ってる共産党や社民党と同じだろ。
この手のイデオロギーは、一部の奴らには熱狂的に支持されるだろうけど、せいぜい10議席とれるかどうかっていう小政党にしかなれない。
公共事業や利益誘導は悪ってイメージだけど、いつの時代でも富の再分配は国民の切なる願いだ。
地元選挙区で苦労しなくても当選してきた2世議員の安倍や福田や麻生はそのことに気づくことができず、
小林よしのりが漫画で書いてるようなことの、受け売りを垂れ流して、賢くなったと思いこんでいた。
2つめは、自民党の議員たちが、自分の頭で考えることができなくなっていたこと。その結果、選挙前に、麻生みたいな能力も見識も足りない人を、総裁・首相にしてしまったこと。
選挙後の開き直った麻生の、あの人をバカにした態度。見ただろ?とうてい人の上に立てる器ではない。
にもかかわらず、そいつをトップに選んでしまった。どうも人気があるらしい、という程度の理由で…。
自民党の議員たちは、付和雷同で、自分の頭で考えようとしなかった。これは小泉の郵政選挙の圧勝が原因。長いものに巻かれておけば勝てたから。
しかし、今までの麻生の言動をもとに、冷静に考えれば、麻生がまともに政権運営などできるはずのないことは明白だったはず。
麻生なんぞを総大将に据えて、天下分け目の決戦に挑んだ。それで勝てると思っていた。
国民をなめていたとしか言いようがない。
その結果、足軽雑兵は片っ端から討ち取られ、
歴代の首相経験者が小娘なんぞに追いつめられて、自分ひとり生き残るのが精一杯。
極悪人小沢一郎ひとりに名をなさしめた。