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和歌山県白浜町の代表的観光地「千畳敷」で、外国語の落書きが問題になっている。
町では韓国をはじめ外国からの観光客の呼び込みに力を注いでおり、外国人観光客は
年々増加する傾向といい、皮肉な現象に町観光課は「観光客数の増加に伴って(外国語の)
落書きが増える可能性がある」と気を揉んでいる。
千畳敷は、砂岩が波に削られ、海岸沿いになめらかなスロープ状の岩盤が広がる。砂岩は
比較的柔らかく、石などで軽く引っかくだけで字などを刻むことができるために古くから
日本人観光客による落書きが多発している。
「新婚旅行の夫婦が名前を残したことが始まり」(町観光課)とのいわれまであり、
昭和20年代後半から次第に増えたとみられる。訪れた“記念”に名前や日付を書くケースが
多く、工具を使った悪質なものもあるという。
町によると、ハングルやアルファベットなど、外国人が書いたとみられる落書きは
平成18年ごろから確認されるようになった。立谷誠一町長は「もともと落書きが多かったため、
外国人旅行者も気軽に書いたのかもしれない」と話す。
外国語の落書きはいずれも人名や訪れた年月日など。町は防止を呼びかける看板を周辺5カ所に
設置し、落書きを高圧洗浄機で削り取るなどしていたが、効果がなく中止。現在は職員らが外出の際、
できる限り足を運び、見回りを行っている。
町を訪れる外国人観光客は、平成15年が約7800人だったのに対し、20年は約3万1200人。
韓国と中国、台湾の観光客が全体の6割超を占める。町は今年6月に韓国・果川市と友好都市協定を
結ぶなど、韓国や中国を新たなターゲットととらえて観光客増加を目指している。
立谷町長は「町としては外国人旅行者が来てくれるのはありがたい。大勢の人に楽しんでもらう
ためにもモラルは守ってほしい」と話している。
産経msnニュース 2009.9.4 20:28
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
▽ハングルで書かれた人名と思われる落書き(画像)
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