09/09/03 16:53:57 0 BE:1543145459-PLT(12225)
民主党が政権公約で建設中止を打ち出している群馬県の八ッ場ダムについて、国土交通省は
「新しい大臣が決まる前に入札を実施すれば見切り発車的に思われかねない」として、
今月予定していたダム本体の工事の入札を延期することを決めました。
群馬県の八ッ場ダムは、洪水対策と首都圏の水資源確保を目的に国土交通省が建設を
進めていますが、民主党は、時代に合わない公共事業を全面的に見直すとして建設中止を
政権公約に掲げています。これについて、国土交通省の谷口事務次官は記者会見で、
「新しい国土交通大臣が決まる前に入札を実施して、少し見切り発車的に思われても
いかがなものかと思い、延期を判断した」と述べ、今月11日から予定していた
ダム本体の工事の入札を延期することを明らかにしました。そのうえで、谷口事務次官は
「新しい大臣には、これまでのわたしたちの考え方や経緯、地元の状況を説明し、
ダムの現場も見てもらいたい」と述べ、ダムの必要性を説明したうえで大臣の判断を
仰ぎたいという考えを示しました。八ッ場ダムは、総事業費4600億円のうち
3200億円余りが、水没する地域の住民に、代わりとなる土地の用意や周辺の
道路建設のためにすでに使われており、関係する1都5県が早期の建設を求めています。
*+*+ NHKニュース 2009/09/03[16:52] +*+*
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