09/09/02 00:31:37 Ohc0wWCb0
子ども手当てに批判が多いようだけど、日本で今最も重要、しかも
断トツで重要な政策は少子化対策なんだよね。今の出生率が継続して
30年もすれば、年金も医療も崩壊する。仮に現在の消費を維持できると
仮定して消費税を30％にしたとしても無理なものは無理。年金開始70歳
とか健康保険本人負担50％とかそういった未来が当たり前のように来る。
もはや制度の問題ではないからね。負担者と受益者のバランスが完全に
崩壊するんだからどうしようもない。
月額2万6千円は子供を生むのを、思いとどまっている夫婦を十分後押しできる
（特に2人目）だけの金額のように思う。これくらい思い切ったことをしな
ければ出生率は上がらない。
今の人口動態で日本の社会保障を維持する方法は３つ。平均寿命を落とす、
出生率を上げる、大規模移民政策をとる。まあ出生率を上げるってのが
一番まっとうだろうね。ならば今回の子ども手当ては、いたって妥当な
政策。各主調査を見ればわかるように、子供を生まない（特に2人目）
最大の理由は経済的負担だからね。
日本の将来の国家像を考えれば必要な政策。バラ撒きって言ってるアホは
じゃあ日本で出生率を上げるために、他にどんな政策が考えられるのか
ぜひ聞かせて欲しいと思う。それとも平均寿命を落とす政策や移民政策
に優位性があるのなら、それをぜひ示してもらいたい。