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8月30日の衆院選で、神奈川県平塚市の市職員が、投票に来た女性(21)を
「親について来た子ども」と思い込んで無視し、比例区の投票用紙と国民審査の
用紙を渡さないミスがあった。女性は「子ども扱いされた」と怒って投票所を出たが、
市選管は「有権者の受け取り拒否」による棄権と処理していた。
ミスが起きたのは、平塚市立金田公民館の投票所で、女性は30日午後6時ごろ、
母親と訪れた。まず、整理券を渡し、小選挙区の投票用紙を受け取り、母親と一緒に投票。
次に、比例区と国民審査の受付で用紙をもらおうとしたが、市職員に無視され、後ろに
並んでいた人に用紙が渡されたという。
女性は今回が初めての選挙で、比例区の記載台で書いていた母親に「無視されて用紙を
もらえなかった」と訴えて投票所から出た。職員が後を追って「戻らないと棄権になる」と
伝えたが、女性は怒って立ち去った。
女性の母親は「普段から高校生に見間違えられることがあり、ショックを受けて怒っていた。
一言謝罪してもらっていたら戻ったと思う」と話している。
市選管によると、金田公民館投票所は有権者数が市内で2番目に多く、この時間帯は
やや混雑していた。二宮雅治事務局長は「市民の最高の権利行使なのに申し訳ない。
間違いをした時に謝罪をするのは最低限のマナーで、今後、こうしたことが二度と
起こらないよう職員の研修をする」と話した。(松本健造)
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