09/09/01 05:24:02 a0W4urWN0
風采が上がらず、たいした仕事もしてない親父が、妻と子のために黙々と
汗水垂らして働いて、毎月きちんと定期収入を家族に渡しておりました。
でも妻の方はそれに対して少しの感謝もなく、四六時中亭主の悪口にあけ
暮れており、子供らも出来が悪くて、母の言うことを真に受けて父親を軽蔑
するようになっていった。それでも親父は黙々と不器用に働くのでした。
そんなある日、親父が倒れてしまいました。日頃バカにしきっていた妻と
子は親父を一顧だにせず、これからは私らでやって行きましょう、と提案
しました。妻は日頃子供らに絵空事の夢を繰り返し語っていたので、子供ら
はわくわくして夢の実現を期待しました。親父は再起不能になったが、顧
みられることはありませんでした。さて、実際に仕事を始めた妻は、現実
の仕事の辛さ・難しさに愕然としました。日頃、息を吸うように文句を言
っていた亭主の苦労の一端を知ったことになるのでした。でも、もう手遅れ
でした。黙々と働いて、生活の資を家族に持ち帰ってくれる亭主はいません
でした。とさw