09/09/01 04:52:54 fRazl++0O
>>536
どちら善で悪だ、と判断するのは相当難しいですよね。
艦隊派の言い分、戦艦の保有率対英米7割死守は、当時の海軍戦技と、米国のオレンジ計画に対抗するという視点から考えれば至極当然な訳ですし。本音を言えば7割でも彼等にしたら譲歩した数字だったでしょうしね。
ただ、あの時は世界的な恐慌で大日本帝国もガタカタ、国家予算の約三割が軍関係予算でなお増大も有り得た状況。
なおかつ、英米も戦艦長門級・重巡妙高級就役に強い警戒感覚えてた訳で、英米刺激は得策ならずの条約派と、国民の困窮解決したい濱口内閣の判断が、国家安定の観点で考えればやはり正解だったのでは?と、拙いながら思いますね。
ま、あの時確実に間違いない判断出来る人は恐らくいなかったんでしょうが。