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ロシア・シベリア(Siberia)地方で、元警察官の男性が「イエス・キリスト(Jesus Christ)の再来」
として信者を集めている。
「ビサリオン師(Vissarion, the Teacher)」または「シベリアのイエス(Jesus of Siberia)の名で知ら
れる「その人」が、茶色の長髪に至福に満ちた微笑みをうかべ白衣の裾をなびかせてロシアの極東の
村ペトロパブロフカ(Petropavlovka)に現れると、人びとは「先生がいらっしゃった!」と彼に群がった。
女性たちは感極まって涙を流し、祝福を受けようと手を差し伸べる。ある女性信者は「まるで永遠の
よう」と興奮気味に語り、男性信者は「彼は地上に存在する愛そのものだ。君も感じたかい?」とため息をつく。
救世を約束するビサリオン(Vissarion)氏の宗派は、シベリア地域に約4000人の信者を持つロシアでも
最も熱狂的な新興宗教の一派だ。毎年8月、1991年に最初の「説教」を行った同地で群衆に語りかける。
■元警官、「お告げ」で目覚める
ビサリオン氏は、本名をセルゲイ・トロップ(Sergei Torop)といい、かつては近郊のミヌシンスク(Minusinsk)
で交通警察官をしていた。しかし、旧ソビエト連邦が崩壊に向かいつつあった1989年に職を失い、そのとき、
神のお告げを受けて「覚醒」した。
どのようにして自分が「神の子キリスト」だと悟ったのかとのAFP記者の質問に、ビサリオン氏はひざに手を置き、
静かな声で次のように答えた。「興味深くも、非常に複雑な出来事でした。自分自身の内部から、それまで
抑えつけられていた激しい何かがこみ上げてくるのを感じたのです」
■以下詳細 フラッシュ写真あり
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