09/09/02 18:13:11 tZQp/GRK0
民主党政権なら“お通夜”の旧厚生官僚
「民主党政権になれば、最もやりにくいのはうちの役所かもしれません。特に旧厚生系の官僚は
その話題になると〈お通夜〉状態ですよ」 中堅のひとりはうんざりした顔で語る。
ここ数年、厚生労働省は、つねに野党から集中砲火を浴びてきた。「消えた年金記録」「後期高齢者医療」など
問題山積している。国民生活に密着した案件ばかりだったため、国会では何度も論戦を巻き起こした。
民主党の厚生労働部会は荒れない時はないと、その官僚は打ち明ける。出席者には毎回、長妻昭を筆頭に
山井和則、蓮舫など党内でも論客といわれる議員が顔を揃える。
「はっきり言って長妻以外は勉強不足が目立つので、どうとでもなるのですが……」と、別の中堅官僚も
悔しそうな口ぶりで言う。 かつて、部会はいつも同じ三段論法で逃げ切ってきた。
「政府としては、適切に対応していきたい」 「可能な限り調査する」 「承知していない」
過去には、議員会館の長妻事務所を“ご説明”のために訪問し、「今日は資料を出さずに済んだ」と
ガッツポーズした野党担当官僚もいた。のらりくらりと対応するうちに、問題が沈静化するのを待つのが彼らの
得意技だった。しかし、定期的に不祥事が明るみに出るようになり、国民の厚労省に浴びせる視線はますます
厳しいものとなっている。古い三段論法は通用しなくなってきた。 「07年には新人事構想を発表してイメージの
刷新を図ったのですが、効果は省内人事が崩れただけでしたね……」と、厚生系幹部職員は肩を落とす。
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