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★総裁選巡り自民混乱、特別国会「麻生首相」に異論も
衆院選惨敗の衝撃が続く自民党で、麻生首相(総裁)の後任を選ぶ
総裁選の時期を巡って混乱が生じている。
首相は31日午前10時過ぎ、首相官邸に入り、記者団のあいさつに無言で右手をあげて応じた。
同日午後、党本部で総裁として記者会見を開き、総裁選などに関する見解を示す見通しだ。
執行部は都道府県連の幹事長を集めた全国幹事長会議を開いて
衆院選を総括し、時間をかけて総裁選を実施したい考えだ。
特別国会の首相指名選挙は、現総裁の麻生首相に投票することで理解を求める。
細田幹事長は31日未明の記者会見で、「(麻生首相が首相指名選挙で勝って)首相になるわけではない」
としたうえで、「拙速に終えようとすると、党としての結束、意見集約に無理が起きる」と述べた。
細田氏らがこうした姿勢を取るのは、歴史的な大敗で「ぼうぜん自失」の状態にある
党を落ち着かせるための時間を稼ぐのが狙いだ。実際、首相や細田氏は31日昼、
谷川参院幹事長らと党本部で昼食を共にしたが、落選した笹川総務会長と島村宜伸・総裁特別補佐が
同席したこともあり、出席者は一様に沈痛な面持ちで口数も少なかったという。
衆院選大敗の責任を取って辞任表明した麻生首相に、首相指名選挙で投票することへの抵抗は強い。
衛藤征士郎・元防衛長官も31日午前、「速やかに新総裁を決め首相指名に擁立すべきだ。
(首相への投票は)あり得ない」と記者団に語った。
首相への投票を拒否する議員が相次ぐことになれば
党分裂含みの事態に陥ることも予想され、執行部は難しい対応を迫られそうだ。
讀賣新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)