09/08/31 08:45:25 0
「どうもこうもならんですよ、世の中は」。先日乗ったタクシー運転手さんのつぶやき。珍しく若手。
でも顔に生気がない。「自分はまだ働けますけど」。そう、雇用の悪化が止まらない▲
総務省が発表した7月の完全失業率が過去最悪の5・7%となった。完全失業者数は359万人。
加えて厚生労働省発表の7月の有効求人倍率は0・42倍と、こちらも過去最低の更新だ。
社会の体をなさない状況が続く▲
生産や輸出は最悪期を脱したものの、止まらない雇用情勢悪化。大企業の雇用者数は微増
というから、中小企業の窮状が鮮明になった格好。雇用格差、企業間格差の拡大。
麻生太郎首相でさえ頭を下げた「行きすぎた規制緩和」のツケは深刻だ▲
さらに、就職を控えた若者が夢を抱けない状況も浮き彫りになった。ベネッセコーポレーション
による全国大学生4070人へのアンケート。結果は8割が「日本は競争社会」と回答。しかも、
努力が報われる社会だと考えている学生は半数未満。ため息が出る結果だ▲
努力が報われるシステムが備わってこその競争社会。しかし格差は個人の努力を超えて肥大し、
そのシステムさえ崩壊させる。人材を輩出すべき学府から、気力まで奪う異常な世相▲
そんな時代だからこそ、きょうの投票に託す思いは切実。願いがかなう社会になりますよう。
それぞれの熱い1票。
記事
格差社会よ去れ
愛媛新聞社ONLINE 2009年08月30日(日)付
URLリンク(www.ehime-np.co.jp)
※前スレ(★1:08/31(月) 02:23:34 )
スレリンク(newsplus板)