09/08/31 07:00:05 0
>>1の続き
●外国為替市場は円買い先行
外国為替市場では、民主党の圧勝を好感した円買いが先行するとみられている。
CIBCワールド・マーケッツ・ジャパンの大江一明エグゼクティブ・ディレクターは
「日本国民にとって良いことだ」と述べた上で、内需拡大に伴う景気回復期待で円高が進むとみている。
三菱UFJ証券クレジット市場部為替課長の塩入稔氏も
「政策がとりやすく、景気がどん底からはい上がり、回復が走り出すという期待感がある」と分析した上で、
「年齢も若返っており、海外勢はポジティブにとらえるだろう。久しぶりに前向きな円買いが見込まれる。
週明けは海外時間から円買いが先行しそうだ」と語る。
債券市場では日本株の動向を見極めつつ、限定的ながら債券売り優勢の展開となりそうだ。
連立を組んでも民主党主導の下で政権が安定するため、株高に伴う長期金利の上昇圧力を警戒している。
大和証券SMBCの末沢謙豪チーフストラテジストは、「株は海外投資家が政権の安定化を好感して
ポジティブに受け止め、プラス材料になると思う。一方、債券市場は概算要求シーリングの見直しには時間がかかる」と話した。
以上