09/08/29 21:56:29 0 BE:720134273-PLT(12225)
中国衛生省の黄潔夫次官はこのほど、中国で行われている臓器移植の65%以上は死刑囚が
提供していると明らかにした。中国の臓器提供者(ドナー)は多くが死刑囚といわれていたが、
当局者が具体的な数字を明らかにしたのは初めて。
別の移植専門家は、過去約6年間に一般人のドナーは全国で130人しかいなかったと証言。
中国は年間約1万1000件の臓器移植が行われており、死刑囚提供の比率はさらに
高い可能性がある。
中国は「移植大国」で、日本から渡航してヤミ移植を受けるケースも後を絶たないが、
臓器提供に関する法や制度の不備などが原因で、日本と同様ドナー不足も深刻となっている。
黄次官は26日付の英字紙チャイナ・デーリーで「死刑囚は、移植にとり好ましい
臓器提供者ではない」と述べ、一般人のドナー制度確立のため、中国赤十字社の主導で
全国10地区で実験的な事業に着手したと説明した。
中国の臓器移植学会の陳忠華副主任は23日、青海省西寧で開かれた臓器移植に関する
シンポジウムで、臓器提供を待つ患者は150万人に上るが、2003年から今年5月までに
国内で、死後臓器を献体した一般人はわずか130人だったと述べ、深刻なドナー不足の
現状を訴えた。
中国では死生観などから臓器提供に保守的な人が多い上、ドナーの生前の登録制度も
普及していない。中国メディアによると、提供を望んで病院に相談しても、臓器売買を
疑われることを恐れて断られることもあるという。
*+*+ 毎日jp 2009/08/29[21:55] +*+*
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