09/08/29 20:33:47 0
★鳩山論文に米専門家から失望の声
民主党の鳩山由紀夫表が米紙ニューヨーク・タイムズ(27日の電子版)に寄稿した論文
に対し、米専門家らから強い失望の声があがっている。論文が、「米国主導」の世界経済
への批判が色濃いためだ。
紙面には掲載されなかった論文の中で、鳩山氏は「日本は米主導の市場原理主義、グロ
ーバリゼーションにさらされ、人間の尊厳が失われている」と指摘。「イラク戦争の失敗と
経済危機でグローバリズムの時代は終わりに近づき、多極化の時代に向かっている」と
して、東アジア地域での通貨統合や恒久的な安全保障の枠組み構築を目指す考えを
示した。
論文についてアジア専門の元政府高官は「米国に対し非常に敵対的であり、警戒すべき
見方だ」とみる。米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)のニコラス・セーチェーニ
日本部副部長は「第一印象は非常に重要で、論文は民主党政権に関心をもつ米国人を
困惑させるだけだ」と批判。「(論文を読んだ)人々は、日本は世界経済が抱える問題の
解決に積極的な役割を果たすつもりはない、と思うだろう。失望させられる」としている。
産経MSN:
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
■米紙に寄稿の「鳩山論文」相次ぎ批判 米国内の専門家ら
元米政府関係者は「オバマ政権は、(鳩山氏の)論文にある反グローバリゼーション、
反アメリカ主義を相手にしないだろう。それだけでなく、この論文は、米政府内の日本
担当者が『日本を対アジア政策の中心に据える』といい続けるのを難しくするし、G7の
首脳も誰一人として、彼の極端な論理に同意しないだろう。首相になったら、評論家の
ような考え方は変えるべきだ」と批判した。(抜粋)
朝日:URLリンク(www2.asahi.com)