09/08/29 23:58:18 vn4Ld/qP0
東アジア共同体を謳った鳩山論文がアメリカで衝撃を与えているが、これに関してはアメリカも短視的だね。
日本の有権者はアホではない。
民主に票を入れても、鳩山民主に外交・安全保障まで任せたつもりは全くないだろう。今の日本は内憂外患で、内憂は官僚主導の利権政治、外患は半島・中国。
今の日本に、これらの課題全てに理想的に臨める政党は存在しない。ならば、その時々に応じてベターな政党を選択していく。特定の政党の信者になるのではなくてね。
「戦略的投票行動」
こんな言葉も思想も今までの日本には存在しなかった。だが、今の日本の有権者はこの域に達しつつある。
今の日本の最優先課題は、言うまでも無く官僚主導の利権政治をぶち壊して、本当の民主主義政治を作り上げること。まず内政を固めないと始まらない。
地方分権推進、そして太陽光発電等のテクノロジー、海洋資源開発、宇宙開発。これらによる強くて元気な国造り。これが今の課題。
外交・安全保障は次の衆院選あたりで争点になるだろう。中国が目に見える侵略・略奪行為を始めるからだ。具体的に言えば、日本の領海内で
海洋資源開発を始めるだろう。正面切って戦線布告するバカは今の時代はいない。
領有権を主張しながら略奪するわけで、アメリカは必ず「二国間の問題」と言って
介入しようとはしない。
この段階で、侃々諤々の議論が沸き起こって、政界再編が起こるだろう。今回の選挙で政界再編が起こると自分も予想してたが、もう少し先延ばしになるようだ。
次の課題である外患の問題に取り組む段階で再編が起こるだろう。そのときの選挙では当然、保守政党が圧勝する。
(そこには橋下現知事がからんでくる可能性が高いし、そうなってほしい)
このように、その時々の課題に対応するためにベターな政党を選ぶ。
「戦略的投票行動」
これが、これからの日本の民主主義だ。