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自殺について考える展示会
過労や仕事上のストレスが原因で自殺した人たちの写真や遺書などを紹介する展示会が
郡山市で開かれています。
「私の中で今、生きているあなた」と題したこの展示会は、働く人たちの心の問題に取り組む
大阪のNPOがおととしから全国各地で開いているもので、福島県では初めての開催です。
会場には、過労や仕事上のストレスからうつ病を発症し、みずから命を絶った会社員や医師、
公務員など50人の写真や遺書をはじめ、遺族の思いをつづった手記などおよそ100枚の
パネルが展示されています。
このうち3年前に56歳で自殺した会社員の男性のパネルでは、元気だったころの写真とともに
職場の上司に厳しく責められた男性の胸の内を「悔しい」のひと言にこめた日記の1ページが
紹介されています。
34歳で自殺した元警察官の母親、仙台市の田中幸子さんは、「見に来た皆さんに息子の命の
メッセージを感じてほしいです」と話していました。
主催したNPO法人の伊福達彦さんは、「次の犠牲者を出さないために現実の悲しみを知ってほしい。
展示を通じて犠牲者を1人でも減らすのが目標です」と話していました。
この展示会は郡山市の「ビッグアイ」6階の市民ふれあいプラザで今月30日まで開かれています。
URLリンク(www.nhk.or.jp)