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★麻生首相＆鳩山代表 雨の長崎対決
衆院選（30日投開票）まであと２日に迫った28日、自民党の麻生太郎首相(68)と、
民主党の鳩山由紀夫代表(62)はともに長崎２区（諫早市、島原市など）入り“舌戦”を繰り広げた。
同区は事実上、自民党前職の久間章生氏(68)と、民主新人の福田衣里子氏(28)の一騎打ち。
麻生首相は、これまでの経済政策、鳩山代表は政権交代をアピールした。
元薬害肝炎訴訟原告団として厚生労働省と戦った福田氏が“刺客”として
民主党から出馬し「（原爆投下は）しょうがない」発言で防衛相を辞任した
自民党前職の久間氏と激突。全国から注目を集める選挙区に自民、民主両党の党首が乗り込んだ。
まずは、麻生首相だ。正午すぎに、諫早市の眼鏡橋前芝生広場で街頭演説に立った。
雨の中、集まった約4000人の市民や支援者を前に、白いワイシャツ、ノーネクタイ姿の首相は
「景気対策を優先してやってきて、4回も予算編成した。半年で4回の予算編成は異常な数字だが、
経済状態も異常だった。景気対策をやった結果、間違いなくその答えは出たと思っている。
久間さんも（景気対策を）やるべきと言ってくれた」と久間氏を持ち上げた。
久間氏は、初当選の80年から前回選挙まで9回連続当選し、党総務会長などの要職を歴任した重鎮。
だが、根強く残る「しょうがない」発言の影響に加え、知名度の高い福田氏の出馬で、今回は大きな逆風。
麻生首相に先立って演説し「麻生内閣の政策は間違っていない」などと訴えた。
この約7時間後の午後7時、鳩山代表は、麻生首相の演説場所から約13km離れた
長与町の長与小学校グラウンドに登場。福田氏の長与・時津地区総決起集会に参加し、
約3500人の支援者を前に「政権交代に向けて、長崎の皆さん、よろしくお願いします。
福田衣里子をぜひとも、国政へ」となど“エリのクマ（久間）退治”を援護。
福田氏は「つないでもらった命を生かしたい」となどと話した。(以下略)
スポニチ URLﾘﾝｸ(www.sponichi.co.jp)
●福田えりこ URLﾘﾝｸ(eriko-fukuda.com)
●久間章生 URLﾘﾝｸ(www.f-kyuma.com)